2020年9月14日
新しく家族を迎えたときの女の子の心の成長を描いた絵本です。
これまで女の子が使っていたベッドもおもちゃも、
今はみんな赤ちゃんものです。
大好きなお母さんは、赤ちゃんにおっぱいをあげなければなりません。
少し寂しい持ちもあるけれど、お姉ちゃんになった
女の子は赤ちゃんに何かプレゼントしたいと考えます。
とまどいながらも新しい状況を受け入れてやっと決めた、
赤ちゃんへの贈り物。
それはとても暖かいものでした。
女の子がそのちいさな知恵を巡らせて一生懸命に
自分と会話をする姿が、とてもいとおしく思えます。
いわさきちひろさんの繊細な絵もまた想像の枠を広げています。
おうちに赤ちゃんが来るとき、ぜひ親子で読みたい絵本です